こんにちは。代表の友國です。

日曜日や空いた時間に私は弊社所有の倉庫へ向かい、倉庫番になります。

建築現場では、様々な残材が出ます（人によってはゴミという方もいるかもしれません。）

主に産業廃棄物として専門会社に依頼し、コンテナという鉄の箱に捨てたものを運んでもらいます。

弊社も3～4 年ほど前は、その廃棄費用は年間500万円ほど計上されていました。

基本的には建築残材は各現場にてコンテナで処理されますが、そこで処理しきれなかったもの・リフォーム現場などでコンテナを設置できなかった現場の廃材が弊社の倉庫に持ち込まれます。

ただその中には、再利用できるものがあるのではないかと考え、できる限り分別してみることにしました。

まず段ボールなどの紙類。昔は、トイレットペーパーなどと交換してもらってました。現在は古紙を扱っている業者さんが引き取ってくれます。

また金属類・鉄・アルミ・ステンレス等は、専門の業者さんの所へ持っていくと買い取りをしてくれます。昨年は買い取り額が10万円近くになり、赤十字への寄付金として活用させていただきました。

そして木材の残材は、薪ストーブの焚き付けや田舎での焚火、風呂炊きの薪に使いたい、と引き取ってもらえる方にお声掛けをします。

また、ペットボトルやビニールなども再利用に回せるものは回しました。

各現場の上記のものも弊社倉庫に持ち帰るよう、各現場で徹底しました。

すると次年には、なんと約40%も破棄金額がカットできました。

何かと値上げが続いていますが、破棄金額もここ数年で75%も上がっています。

なかなか経費削減には追い付きません。

倉庫での分別も大変ですが、各現場から持ち帰る監督も大変です。

それでも気持ちを一つにしてSDGｓを意識し、共有していくことが、とても大事だと感じています。